2009年 05月 21日
八島
今日、「紫紅会」の下浚い(衣裳、音楽付きリハーサル)が無事終わった。
今回踊るもう一つの演目「八島」について。
能楽の「八島」を題材にした地歌の「八島」を明治12年に4代目荻江露友が荻江節に直した曲。
西国を行脚する旅の僧が、讃岐の八島(屋島)に来かかり、一夜の宿を頼むと、そこへ源義経の亡霊が現れ、源平合戦の模様を語る、という筋である。
瀬戸内海の長閑な夕暮れの描写から始まり、
やがて眠りについた僧の周りに鬨の声、馬の嘶きが聞こえてくる。
ふと見るとそこは戦場。
馬に乗る武将、長刀や刀で戦う士。
やがて義経が現れ、「今日の戦の相手、能登守教経は、壇ノ浦でも戦ったので手並みは知っている」と、
戦の様子を語る。
激しい戦いで討ち合い、あるいは刺し違えて死んでゆく兵士たち。
ふと気付くと夜明けとなり、敵に見えたのは鴎の群れ、鬨の声と聞こえたのは高松の浦風だった…
という物語。R
今回踊るもう一つの演目「八島」について。
能楽の「八島」を題材にした地歌の「八島」を明治12年に4代目荻江露友が荻江節に直した曲。
西国を行脚する旅の僧が、讃岐の八島(屋島)に来かかり、一夜の宿を頼むと、そこへ源義経の亡霊が現れ、源平合戦の模様を語る、という筋である。
瀬戸内海の長閑な夕暮れの描写から始まり、
やがて眠りについた僧の周りに鬨の声、馬の嘶きが聞こえてくる。
ふと見るとそこは戦場。
馬に乗る武将、長刀や刀で戦う士。
やがて義経が現れ、「今日の戦の相手、能登守教経は、壇ノ浦でも戦ったので手並みは知っている」と、
戦の様子を語る。
激しい戦いで討ち合い、あるいは刺し違えて死んでゆく兵士たち。
ふと気付くと夜明けとなり、敵に見えたのは鴎の群れ、鬨の声と聞こえたのは高松の浦風だった…
という物語。R
by rankoh-f
| 2009-05-21 23:44
| 一言解説