2012年 04月 25日
蝶々さん
世界的なオペラ歌手岡村喬生氏が改訂したオペラ『蝶々夫人(マダマ・バタフライ)』。
この公開リハーサルが昨晩、九段のイタリア文化会館で行われた。
改訂で、蝶々さんの仲間の芸者衆の踊りのシーンが出来た。
この振付と、全体の所作指導を今回蘭黄が担当している。
しかも踊る芸者も一門で揃えた。
いわば「オペラのエキストラ」。
踊りに関しては、玄人でも「オペラの演技」に関してはほとんど素人。
勿論、日本舞踊は歌舞伎舞踊のでもあるので、
踊りの中では演技もする。が、あくまで様式美を伴った「歌舞伎」の演技なのである。
それに対しオペラは、もっと「なま」の演技を要求する。
それは、テレビドラマほど「なま」ではないにしろ、
「なま」なのである。
これが踊り手には意外に難しかった。
それも主役ではなく「エキストラ」の演技。
必要に応じて際立たせたり存在を消したり。
イタリア語で歌われる『蝶々夫人』の歌詞の和訳を入手。
全員で、筋の運び、歌の内容を隅々まで理解しながら
稽古を重ねた。
その苦労の甲斐あって、
昨夜は大成功。イタリア人の芸術監督にも絶賛してもらった。
何事にも稽古は大事ということを、
さらにさらに実感した。R
この公開リハーサルが昨晩、九段のイタリア文化会館で行われた。
改訂で、蝶々さんの仲間の芸者衆の踊りのシーンが出来た。
この振付と、全体の所作指導を今回蘭黄が担当している。
しかも踊る芸者も一門で揃えた。
いわば「オペラのエキストラ」。
踊りに関しては、玄人でも「オペラの演技」に関してはほとんど素人。
勿論、日本舞踊は歌舞伎舞踊のでもあるので、
踊りの中では演技もする。が、あくまで様式美を伴った「歌舞伎」の演技なのである。
それに対しオペラは、もっと「なま」の演技を要求する。
それは、テレビドラマほど「なま」ではないにしろ、
「なま」なのである。
これが踊り手には意外に難しかった。
それも主役ではなく「エキストラ」の演技。
必要に応じて際立たせたり存在を消したり。
イタリア語で歌われる『蝶々夫人』の歌詞の和訳を入手。
全員で、筋の運び、歌の内容を隅々まで理解しながら
稽古を重ねた。
その苦労の甲斐あって、
昨夜は大成功。イタリア人の芸術監督にも絶賛してもらった。
何事にも稽古は大事ということを、
さらにさらに実感した。R
by rankoh-f
| 2012-04-25 23:05