藤間蘭黄  日本舞踊の世界

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はじめての日本舞踊

2月1日に兵庫県立芸術文化センタープロデュース「はじめての日本舞踊」に出演させていただく。
今回は同センターの「はじめての」シリーズの新企画。
日本舞踊を紹介する公演に五耀会のメンバーが出演する。
蘭黄が出演する演目は『大和団子』と『徒用心』。
『大和団子』は夫婦の団子売りが街中で実演販売する様子を描いた江戸の風俗舞踊。
西川箕乃助氏が女房役。
「はじめての」最初の演目である。
今回は特に日本舞踊の身体表現そのものをご覧頂くために、全編素踊り。
つまり、男もちょんまげ姿ではなく、女房も女形の姿をしない。
稽古着同様の着物に袴。
これを江戸時代の夫婦として観ていただく。
身体の使い方のみで男女はおろかその人物の生活感まで表現するのが日本舞踊。
「そのもの」を映像で見せ、しかも時には字幕までつけるメディアとは根本的に異なる。
お客さまの想像力が頼りとなる。R
by rankoh-f | 2014-01-22 12:48 | 日々