藤間蘭黄  日本舞踊の世界

rankoh.exblog.jp

新作の衣裳

華扇会は無事に終了。
この企画(パ・ド・カトル)は来年もあるそうで…

国立劇場には、もう、リサイタルのポスターが貼られている。
準備もいよいよ佳境になってきた。

昨日は、新作の衣裳の発注。
今回は、「沖太夫」を素踊り(すおどり)で踊る。
沖太夫は海鳥の「アホウドリ」である。
「オキノタユウ」とも呼ばれるその雄姿をあらわす着物と袴。

素踊り(特定の役柄を表す扮装をせずに踊りでそれを表現する手法)の場合、
男性は、普通、紋付の着物に袴を着ける。
これに今回はひと工夫した。
白地の着物にチャコールグレーをぼかすようにして羽根をあらわし、
衿の部分を黄金色に染めることに。
袴は同じ生地で作り、薄鼠色に染め、裾を同じくチャコールグレーにぼかすことにした。
形は通常の袴より幅の狭いものにして、
生地も鳥の羽根のような光沢のある絹織物にした。

こうして一歩ずつ本番が近づいてくる。R
by rankoh-f | 2007-09-29 22:56